バルコニー日和

のんびりと過ごす日々のよしなしごと

コロナ禍の結婚式を振り返ってみて

結婚式当日までの経緯をブログに書いてみたことで、改めて振り返るきっかけになりました。

 

入籍と同時のコロナ禍。

理想どおりできなかったのは確かだけど、個人的には結婚式&披露宴、挙げてよかったと思っています。

 

入籍は済ませているわけだしフォトウェディングだけでもいいのでは?と思ったこともありましたが、やっぱりフォトウェディングと結婚式とでは大きな違いがありました。

 

一番の違いは

大事な人たちに直接晴れ姿を見せられたこと。

そして、直接感謝の気持ちを伝えられたこと。

かな、と思います。

 

特に感染症大流行の時期。

ゲストをお呼びして本当にいいのかな?自己満足に過ぎないんじゃないかな?と悩んだりもしました。

少人数婚にしたことで声をかけられなかった人たちも多かったし。

 

でも、

「式場が閉鎖されない限りはぜったい行くよ!」と力強く言ってくれた友達。

コロナ禍以降会社と家の往復しかしていないのに、私の式だけは絶対行く!って駆けつけてくれた友達。

張り切って洋服を買ったりネイルに行ったりして、おしゃれしてきてくれた友達。

数年間病気でほとんど外に出ていないのに、私の晴れ姿を見るために頑張って出席してくれた親戚。

 

当日、集まってくれた大事な人たちが満面の笑顔で祝ってくれる姿を見て、心から幸せを実感しました。

 

もちろん来られなかった方達もいましたが、遠方のいとこはビデオメッセージを撮って送ってくれましたし、会場装花に合わせた素敵なアレンジメントを会場まで届けてくれた友達も。

 

夫と結婚式を挙げられた幸せというのはもちろんだけど、『自分の幸せを祝ってくれる人がいる幸せ』を実感できたのが大きかったです。

 

あとは、両親の嬉しそうな顔を見られたのも嬉しかったです。

夫に出会うまで結婚なんて一生しないと思っていた私。

親からも特にせっつかれたことはないのですが、内心は心配だったようです。

 

私たちは少人数での決行を選びましたが、

せっかくの一生一度のイベントだから大々的に行うのもよいし

両親と兄弟だけでも、

いっそ新郎新婦だけでもよいし、

式を挙げる必要性を感じないならもちろん挙げなくても。

ふたりが満足できる形であればそれが一番だと思います。

 

そういえば。

披露宴の席札の裏にひとりひとりに宛ててメッセージを書いたのですが、新婦の席札の裏にはなんと新郎からのメッセージが。

いつの間に!

口下手で不器用な夫からのサプライズ、嬉しかったです。

こんな機会でもないとメッセージもらえなかったと思うので、結婚式&披露宴、やっぱり挙げてよかったなぁ。

 

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結婚式記録はひとまずこちらで一区切り。書きたいことを思い出したらまた追加するかもしれません。

結婚準備記録⑪結婚式当日のスケジュール

当日のスケジュールはざっくりとこんな感じでした。

8:45 新郎新婦来館 

新婦はブライズルーム、新郎は理容室へ。

お支度完了後にカメラマンさん来訪。ブライズルームから撮影開始!

挙式前撮影へ

11:45 挙式参列者来館   

12:15 親族紹介

新郎新婦はその間チャペルレッスン

12:35 挙式開始

フラワーシャワー、スナップ写真 (セレニティガーデン)

親族スタジオ写真

12:45 受付開始

バンブールームの隣のポプラルーム(控室も兼ねて)にて

13:00 来賓来館 

私たちの場合は少人数だったので全員が挙式からでした

13:00 司会打ち合わせ   

迎賓

入場

13:40 司会者開宴挨拶   

新郎新婦ウェルカムスピーチ

新郎新婦紹介

13:55 ウェディングケーキ入刀、ファーストバイト    

14:00 乾杯    

祝宴、歓談

14:15 新婦お色直し中座    

新郎お色直し中座

中座中 テーブルオーダーミュージック

14:45 再入場    

フォトラウンド

15:00 歓談    

15:15 新郎ピアノ演奏    

15:45 花束・記念品贈呈    

両家代表謝辞

おひらき

16:00 送賓    

新郎新婦は披露宴後撮影へ

19:00 ブーケを花屋さんへ渡す(アフターブーケ制作のため) 

 

とはいうものの、当然のように時間通りにはいかず。

 

まずは挙式後のセレニティガーデンでのスナップ撮影。

グループごとに写真を撮っていただいたのですが、あっという間に時間が押し、予定していたシエルチャペルでの式後撮影ができず。

披露宴後の撮影に組み込むことになりました。

さらに親戚の子が虫を見つけて号泣。泣きすぎたせいか暑いと言い出し、着替えるために母親である私のいとこと控室に。そのため、親族でのスタジオ写真はちびちゃん待ちでした。

(戻ってきた後はけろっとして、披露宴も楽しんでくれたみたいでよかった!)

 

結果、披露宴の開始時間が大幅にずれ込みました…。20分以上は押していたんじゃないかなと思います。友人たちを待たせてしまっているのが気になってちょっぴり焦りました。

 

開宴後は、バンブールームの使用が当日私たちだけだったおかげもあるのか、まったく急かされることもなくゆったりと楽しめてよかったです。

フォトラウンド、15分じゃぜんぜん終わらなかったし…。

 

余興らしい余興は

・ウェディングケーキ入刀、ファーストバイト

・テーブルオーダーミュージック(新郎新婦中座中)

・フォトラウンド

・新郎ピアノ演奏(一曲)

だけだったものの、間延びすることはまったくなく、かといって短すぎるということもなく。

新郎新婦も列席者の方も、ゆっくりとお食事や会話を楽しめる、ちょうどいい時間だったと思います。

 

ひとつだけ後悔があるとすれば、友人のひとりから「ほんとはもっと高砂に行きたかったけど、行っていいかわからなくて。カメラマンさんに背中押してもらって一度だけ行けたよー」と言われたこと。

ケーキ入刀の際は感染症対策で席からしか写真を撮っちゃダメだったので、余計迷わせてしまったみたい。

 

フォトラウンドでもお話できたとはいえ、1年以上会えていなかった友人だったので確かにもっと話したかった! どんどん来てくれる友人もいたのだけど、遠慮して来られない人もいたんだなと反省。

司会者に、もっとみなさんに高砂に行ってもらうようアナウンスしてもらえばよかったな…と思いました。

 

とはいっても、挙式後のセレニティガーデンでの写真撮影、フォトラウンド、お見送りと、それぞれの時間に全員と言葉を交わすことができたので、人数の多い披露宴よりはゲストと話せる時間はずっと多かったのではないかなと思っています。

 

退場後はひとりひとりにプチギフトを渡してお見送り。

いったんお化粧を直してから披露宴後撮影へ。

 

撮影時間は30分。

……の、はずでしたが、1時間以上は撮影していたんじゃないかと思います。

 

「実はヴァンヴェールチャペルに憧れていたが導線の関係で諦めた」とカメラマンさんとの事前打ち合わせで伝えたところ、なんと全部のチャペル(ヴァンヴェールチャペル、シエルチャペル、ルミエールチャペル)の使用許可を取っていただき全制覇!

東京雲海をバックにした撮影も、バンケット棟とホテル棟を結ぶ廊下を歩くショットも、希望した場所はもれなく回っていただくことが出来ました。

カメラマンさんが「あっ、これいいな!見てほら!すごくいい!!」

と嬉しそうにあちこち駆け回って写真を撮ってくださるので、こっちまで嬉しくなってしまうほど。プランナーさんも撮影を覗きにいらしてくださって、手持ちのスマホで写真を撮ってくださいました。

スタッフさんにもとっても恵まれていたと実感しています。

 

宴後撮影、着替えを終えてお部屋に戻った時はくたくた。

ルームサービスでシャンパンと軽いお食事を頼んで、窓の外に広がる雲海を見下ろしながらふたりで改めて乾杯。

 

あっという間で最高に幸せな1日でした!!

アフターブーケとアルバムが届きました

先週末、結婚式のアフターブーケとアルバムが届きました。しかも同時に。

 

送付元は椿山荘の写真室と、白金のお花屋さん。それぞれ違うところからなのに、結婚式の思い出が同時に届くなんて。

嬉しい!!

 

すぐに開けたくてうずうずしつつ、

夫が終日研修で自室に閉じこもっていたので必死に我慢。

出てきたところを捕まえて開封儀式を行いました。

 

まずはウェディングアルバムから。

表紙はブーケの写真です。

 

写真室の方からのアドバイスで、表紙は物(人ではなくイメージカット)をおすすめとのことで選んだブーケの写真。こちらにしてよかった!圧巻です。

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アルバムに収められた写真は、700枚以上のデータから

スナップ写真121枚、スタジオ写真4枚を選んだもの。

(ちなみに、選んだアルバムは『エトワール』というアルバムです)

 

送られてきたデータを毎晩毎晩夫と相談しつつ

構成も考えて悩みに悩みぬいて選んだはずなのですが、

 

これとこれ、似たようなアングルだったな…

とか、

この写真、新郎が寝てるような…。

とか、

これ、新婦の表情ぶさいくじゃない…?

とか、

改めて見ると、セレクトする側(=私と夫)のセンスに問題があったのではという写真も多いのですが

元の写真が素敵な写真ばかりなので概ね満足です。

 

 

そして、ブーケを加工したアフターブーケ。

ブーケの一部分のみを使用して、こじんまりとした形にまとめられ

ガラスケースに入れられています。

 

アフターブーケは押し花にして額縁に入れたものがポピュラーかと思いますが

せっかくの綺麗なお花をつぶしてしまうのが忍びなく、

できるだけお花の形を残せるものにしたいと選んだものです。

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ブーケのごくごく一部分を使用するので小さすぎるかなと思っていましたが、

思った以上にもとのブーケのイメージが保たれていました。

あまりに可愛らしいので、いつでも目に入るリビングへ。

 

思い出を形に残せるっていいですね。

 

もう3か月以上も前なのに、ブーケや写真を見ていると

当日のドキドキ感や最高に幸せだった気持ちがよみがえってくるようです。

 

お互いの両親や祖母にも見せに行かなくちゃ!

コロナ禍の結婚準備番外編。前撮りは宮家の館で

挙式をあげるカップルの7割近くが撮影するという前撮り。

最近ではコロナ禍で披露宴をしない代わりにフォトウェディングをするカップルも多いらしく、東京駅近辺などの人気ロケーションに行くとしょっちゅう撮影されている方を見かけます。

 

私たちも、秋の予定だった結婚式が延期になってしまったので前撮りでもしようか…という話になりました。

もちろん椿山荘で撮ってもよかったのですが、式場見学時に印象に残っていたグランドプリンスホテル高輪 貴賓館への憧れが捨てきれず、お話を伺いに行ってみました。

 

【公式】高輪 貴賓館 ウエディングページ

 

貴賓館は100年以上前(1911年)にネオ・バロック様式で建てられた旧竹田宮家の邸宅です。

駒込旧古河庭園や横浜の西洋館など、アンティークな洋館が大好きな私には夢のような空間。

 

ここで結婚式するのもいいなぁ…と思ったのですが、貴賓館の披露宴会場である『麝香(じゃこう)の間』は、定員が最大で40名まで。

結果的には40名を切りましたが、式場見学をしていた段階(コロナ前)ではもっと多くの方をお呼びする予定だったため候補から外した経緯がありました。

 

ランドプリンスホテル高輪の写真室で相談すると、フォトウェディングだけのプランもあるとのこと! 貴賓館での撮影は、ロケーションプランで対応可能だということでした。

さらに、オプションで『映画のようなワンシーン』を創りこんでくださる人気のブライダルフォトグラファーさんの指名もできるとか。

実のところ指名料はびっくりするほど高かったのですが、結婚式が延期になって落ち込んでいたのもあり、思い切ってお願いすることにしました!

 

衣装選びに1年以上もかけた本番と異なり、前撮りの衣装選びは一瞬でした。

写真室内に飾ってあるドレスの中から基本料金内で選べるものをいくつか試着して即決。本番のドレスがミカドシルクなので、前撮りは逆にふわっとした素材のものを。

本番では着ない色打掛も着ることにしましたが、こちらもいくつかおすすめを出していただいてさくっと決めました。憧れていた赤の色打掛で、デザイナーは桂由美さん。

 

本番のドレスは一生に一度の気合いを入れていたのですが、前撮りに関しては(ふたりだけだし、写真だけだし)と、どちらかというとコスプレ気分でいたせいだと思います。

 

当日は気持ちいい秋晴れ!

ヘアメイクをホテル内の資生堂美容室でしていただいて、いざ撮影へ。

平日だったせいか、当日は美容室の利用は私たちだけ。

 

撮りたい場所の希望は事前に伝えていたので、迅速な動きのフォトグラファーさんとアシスタントさんに導かれるままにあちこち動き、ポーズを撮り、ぱぱっと撮影してまた移動して…の繰り返し。

正直、撮られているときはどんな写真になるのか想像もつきませんでした。

 

データとアルバムが届いてみてびっくり!

まさに『映画のような』アンティーク感。

貴賓館の上品でレトロな雰囲気にぴったりの写真たちでした。

 

貴賓館正面。

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貴賓館内のチャペル。

もともとチャペルとして設計されたお部屋ではなく、食堂として利用されていた「錦鶏(きんけい)の間」というお部屋です。

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ホテルのお庭にある竹藪もなんだかドラマティック!

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ウェディングドレスではとにかくひたすらヴェールをふわ~っと舞わせていただきました。舞いまくりです!

 

プールサイドでもふわり。

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お庭でもふわり。

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玄関でも。これどうなってたんだっけ…。

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もちろん館内でもふわりは欠かせません。

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ジャガーの前でポーズ指導のもと。

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……やり切った感。

 

どの写真もムードたっぷり。

ロマンティックな画がいっぱいでテンションがあがりました!

 

正直、自然さを求めるのならちょっと違ってしまいますが『雰囲気のある写真を撮って残したい』というニーズにはぴったりです。

撮影時に細かくポーズを指導してくださるのも“撮影”感があって楽しかったです。

 

前撮りならこれくらい遊んでもいいかも!

とっても気に入っています。

結婚準備記録⑩婚礼料理ってどう?

披露宴のお料理。

 

食いしん坊なので、個人的にはお呼ばれした時に一番楽しみにしている部分です。

特に私たちの結婚式はコロナ禍まっただなか。ゲストには、長らく外食を控えている方も何人も。

わざわざ足を運んでいただくからには、ぜひぜひ美味しいお料理を召し上がっていただきたい!

 

夫も最初から「お料理だけはいいものにしよう!」と言っていたので、ここはお値段を気にせずに選ぼうということになりました。(それ以外でもなんだかんだ散財していますが)

 

椿山荘で定期的に開かれる賞味会に参加したところ、その場で供された和洋折衷コースがとっても美味しくて即決してしまいました。

締めのごはんものがお寿司だったのが一番の決め手。私も夫も親戚たちもみんなお寿司が大好きなので、これがいい!となりました。

 

ドリンクはお料理に合わせたペアリングのコースに。

フリードリンクではなく、一定の量を超えると課金されるシステムです。

 

式場との打ち合わせ時にシェフの方から直接お料理の説明を伺う機会もあり、なんと私たちの使用する宴会場は、すぐ横にキッチンがあるとのこと。温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいまま提供できるんだそうです。

すべての宴会場がそういった仕様になっているかはわかりませんが、これでますます美味しいお料理を召し上がっていただける!と嬉しくなりました。

 

アミューズ

ホワイトアスパラガスの揚げ春巻き トリュフ風味

大好きなホワイトアスパラー!

ふわっとかりっとフリットされていて美味でした。

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先付け

生雲丹のキッシュ

小鮎の塩焼き

縞鯵のカルパッチョ 土佐酢ジュレ

ホワイトコーンのムース

甘鯛の鱗揚げと子持ち昆布フリット

どれからいただこうか迷いました。どれも美味。

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ドリンク

直前で緊急事態宣言発出のためすべてノンアルコールに変更。

ノンアルコールワイン美味しかったです。気分だけでも酔えました。

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椿山荘名物料理

フォアグラのソテー 米茄子の鴫炊き ゆずの香り

カメラマンさんが物撮りをする暇もなく、新婦がさっそく手にしているところ。

が、これほんとにおいしいんです!

ホテル内の日本料理屋さんでも米茄子の鴫炊きはいただけるので

また食べに行こうかな。

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お魚料理

カナダ産オマール海老の天豆と木の芽みそオーブン焼き

オマール海老と木の芽みそが合うのが意外でした。

一口サイズにしていだたいているので新婦も気兼ねなくもぐもぐ。

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お肉料理

国産牛フィレ肉のステーキ

やわらかくて美味しかった~。

年配の方でも召し上がりやすかったようです。f:id:emilin_balcony:20210903224003j:plain

 

お寿司

鮪 真鯛 穴子の変わり寿司

念願のお寿司!

鮪は海苔が唇についちゃうのが怖くて避けましたが、

残り2貫は新婦でもぱくっといけました。

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デザート

ピーチメルバ

マスクメロンとソーテルヌジュレとハーブソルベ

ショートケーキはウェディングケーキです。

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新婦や司会者はお料理を食べられない?

今回、いとこに司会をお願いしていたので、お食事がとれなかったら申し訳ないなと思っていました。

中座中演出をテーブルオーダーミュージックにしたり、余興もフォトラウンド程度にしたりしたのは司会者の負担も考えてのことでした。

席次も司会席のすぐ近くにしたので大丈夫だろうとは思ったものの、テーブルラウンドの際に聞いたところ「食べた!おなかいっぱいだよ~」と言っていたのでほっとしました。

実際、テーブルの上にお料理のお皿が残っているということもなかったので、どのお料理もちゃんと食べられたみたいです。よかった。

 

そして、少人数で余興も少なかったのをいいことに、新婦もほぼすべてのお料理に口を付けることができました!(さすがに完食は難しかったですが…)

お色直しドレスではしっかりした色の口紅を付けていたので、落ちていないか時々介添えさんに鏡を見せていただきつつ。

 

賞味会でいただいた時、同じコースをまた何度でも食べたい!と思ったくらい美味しかったお料理なので本番でも食べられて幸せでした。

できたらまた食べたい!!

コロナ禍の結婚準備⑨カメラマン、外注する?式場カメラマンにする?

悩ましいカメラマン問題について。

Instagramを見るとお洒落なブライダルフォトグラファーの写真があふれている昨今。

卒花嫁の投稿にも「外注しました!」という言葉があちこちに踊っています。

 

最初は「持ち込みカメラマン?なにそれ??」という状態でしたが、調べるうちになんとなくわかってきました。

 

式場専属(あるいは提携)のカメラマン

メリット:

・式場の撮影スポットに精通している。式場に合った写真を撮ってもらいやすい。

・他の式場スタッフとも連携が取れやすい。

デメリット:

・費用が比較的高め。

・撮っていただく方によって質が安定しないことも?

 

外注(持ち込み)カメラマン

メリット

・好みの写真を撮る人を自分たちで選べるので質が担保される。

・式場カメラマンに比べて撮影費用が抑えられることが多い。

デメリット

・式場によっては持ち込み不可。OKの式場でも持ち込み料を取られることが多い。

・式場により、撮影時の制約を受ける場合がある(挙式時に参列者席からしか撮れない、ブライズルームに入れないなど)。

 

この人に撮ってもらいたい!というカメラマンさんがいる場合は、多少の制限があったとしても、持ち込み料を払ってでも外注するのがよいと思います。

 

私たちも、外注カメラマンを調べ始めた当初は持ち込みでお願いするつもりでした。

持ち込み料は高いものの、外注のほうがアルバム代などが安いので結局はそれほど差はないように思えて。

 

ただ、椿山荘の成約者限定ブライダルフェアに行き、提携写真会社にお話を伺ったところ、そこまで外注にこだわる必要はないのかな…?とも思えてきました。

 

成約者限定フェアでは、広い会場がまるまる映像と写真のスペースになっていて、3つの会社がいらしていました。

椿山荘は『式場カメラマン』とは言っても、提携している写真会社は3つあるようです。

 

広い空間に長机がずらっと並べられ、それぞれの会社ごとにサンプルアルバムがずらっと並べられていたのでひとつひとつ見ていきました。

その中で、ビジュアライフさん(椿山荘写真室もこちらの運営です)のコーナーにいいなぁ…と思うアルバムを発見。

流行りのかっこいいドラマティックな感じではないけれど、どの写真も自然で温かみがあって、優しい写真なんですよね。

 

スタッフの方に伺うと、撮影されたカメラマンのお名前を教えていただけました。

費用はかかりますが指名もできるとのこと。

 

ここでお願いするならこのカメラマンさんだね!と、夫と意見が一致。

 

とはいえ、まだ外注カメラマンへの未練も捨てがたかったのでプランナーさんに相談したところ、検討材料になれば、と、ビジュアライフさんとの打合せを設定していただけました。

お打ち合わせにいらした担当の方にアルバムをまたいくつか見せていただき、料金のことなどをひととおり説明いただいたあと、館内を回っておすすめ写真スポットを教えていただきました。

 

打ち合わせ後に夫と再度相談。

出た結果は「ビジュアライフさんにお願いしよう!」でした。

 

一番の決め手は、

ふたりだけの前撮り写真ならドラマティックやロマンティックな写真が素敵。

でも、結婚式や披露宴の写真は「思い出」がメインだから過度な加工はいらない。自然な写真のほうがいい。

というもの。

 

結果、私たちにとっては大正解でした!!

 

カメラマンさんとも式の数週間前に実際にお会いして、撮影していただきたいポイントなどを直接お伝えすることもでき、安心感が高まりました。

写真から受けたイメージどおりの素敵な方で、しかもとっても熱い!

 

当日は挙式前から披露宴後まで丸一日の撮影でしたが、こちらまで嬉しくなってしまうくらい、ずっと楽しそうに撮ってくださっていて。

ゲストにも気さくに声をかけてシャッターチャンスや撮りやすい位置を教えてくださったらしく、あとで友人から「カメラマンさんすごくいい人だったね!」と言ってもらえました。

 

この写真お気に入り。

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披露宴後撮影では挙式では使わなかったチャペルにも。

3つのチャペル制覇しました!

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赤い橋。新緑が映えてとっても綺麗。

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憧れのヴェールふわ~もやっていただきました。

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私たちは式場カメラマンにお願いして大満足の一日でしたが、外注か式場で頼むかの二択というよりは、カメラマンさんとの相性が大きいかなと思います。

 

・事前に打ち合わせができること

・事前に本人と会えない場合でも、当日の撮影カメラマンが撮ったサンプルアルバムを複数見せてもらうこと

(式場カメラマンで当日まで撮影者が確定しない場合はちょっと不安ですね…可能なら指名をおすすめ!)

・撮ってほしい写真をイメージして伝えること(指示書を作るのもいいと思います)

 

が、大事かなと。

一生に一度のことなので、自分たちが満足する写真を残せるのが一番!ですよね。

 

ちなみに前撮りは式の半年前に椿山荘とは別のロケーションで行ったのですが、その時はムード重視で行きました。

前撮りの話もまた改めて書こうと思います。

コロナ禍の結婚準備⑧クラシックで宝塚でディズニーでロックな曲目リスト

披露宴ではたくさんのBGMが必要です。

ある程度式場でふさわしい曲を絞って教えてくれるのかな、なんて甘い考えでいたのですが、勿論そんなはずはありませんでした…。一組一組、コンセプトも違えば好みも違いますもんね。

 

椿山荘では「ミュージックボックス」というサービスがあり(契約したプラン内に入っていました)、使いたい曲さえ見つければ一番良い音源を音響担当の方が探してくださいます。

曲をYouTube等で探し、ミュージックボックスで扱いのない音源(廃盤になっているものなど)は自分で用意。レンタルCDやダウンロードデータはNGなので、Amazon楽天でCDをひたすら探しました。

 

椿山荘のノウハウページ。こちらも参考にさせていただきました!

hotel-chinzanso-tokyo.jp

 

L'Arc-en-Cielはじめロック大好きな夫と、クラシックや宝塚、ディズニー、フィギュアスケートが好きな私。

趣味がまったく違うふたりなので、会場やつくりたい披露宴の雰囲気に合うことを一番に「ゆったりと優雅な雰囲気で」というテーマで選曲したはず…だったのですが。

 

結果的に、私の趣味全開な感じになってしまいました…。

ところどころに申し訳程度に夫の趣味を混ぜ込んでいます。

 

趣味全開とはいうものの、おめでたい場で流す曲なので悲劇の曲は入れられないのがちょっとした悩みどころ。

ちょうど宝塚では「ロミオとジュリエット」が上演中。

大好きな曲も多かったのですが、敵対する家同士に挟まれて最後にはふたりとも死んでしまうという身もふたもない話なので泣く泣く諦めました。

(嫁いでも心までは委ねない!と言いきる「エリザベート」を流す方もいるようなので、そこまで気にしなくてもよかったかな?)

夫のほうでも好きな曲の歌詞が悲恋だったりして、幸せな曲を探すのに苦労していたみたいです。

 

ということで、あまり参考にはなりませんが

趣味全開の選曲一覧です。

 

来賓入場【3曲(約20分)】

フィガロの結婚モーツァルト
カノン/パッヘルベル                    
主よ人の望みの喜びを/バッハ  

クラシックの好きな曲から、おめでたそうで華やかなものを選びました。

 

入 場【1曲】

Wedding March-結婚行進曲 /Q;indivi

ちょっと甘すぎる気もしたけど定番で!メンデルスゾーンの結婚行進曲がベースです。

 

ケーキ入刀【1-2曲】

あなたこそ我が家  (スカーレット・ピンパーネルより)                 
ミー&マイガール

ファーストバイトをする場合2曲が望ましいとか。

宝塚の曲から。どちらも好きな演目かつ幸せな結婚の曲なので。

ピアノバージョンのCDを購入して持ち込みました。

    
乾杯【1曲】

愛の喜び/クライスラー    

こちらも定番でおめでたいクラシックから。

華やかな曲を選びました。

 

新婦中座【1曲】

Anniversary~無限にCalling you/松任谷由実 

中座エスコートをお願いする友人たちと合唱した思い出の曲。

オーケストラバージョンを選びました。

               
新郎中座【1曲】

虹/L'Arc-en-Ciel    

夫セレクト。ラルクファンにとって大切な曲らしいです。

夫の好きな曲で退場してもらえてよかった!                

 

お色直し入場【1曲】

美女と野獣

ここからフォトラウンド終了まではディズニータイム

美女と野獣でのお色直し入場、密かな憧れでした。

オーケストラバージョンです。

 

フォトラウンド【3曲(約20分)】

夢はひそかに                    
これが恋かしら                    
いつか夢で                    
いつか王子様が                    
ホール・ニュー・ワールド                    
星に願いを                    
くまのプーさん 

音響の方には3曲くらいでといわれましたが、20分程度とのことだったので流したい曲の長さを調べて多めに用意。

こちらもオーケストラバージョン。

結果、ここまでは行かないだろうと思っていたくまのプーさんまで流しきったので多めにしておいてよかった…。

 

花束・記念品贈呈【1曲】

Wherever you are/ONE OK ROCK 

ここも夫セレクト。オルゴールバージョンです。

 

退場【1曲】

Air On The G String-G線上のアリア/ Q;indivi

入場曲と合わせてQ;indivi。大好きなバッハのG線上のアリアを可愛らしく。

 

送賓【2~3曲】

Pieces/L'Arc-en-Ciel                    
snow drop/L'Arc-en-Ciel    

最後は夫の好きなラルクから。   

 

歓談中BGM【10曲程度(60分程度)】

ラフマニノフ ラプソディ                    
サンサーンス 白鳥                    
ショパン バラード 第1番 ト短調 作品23 -競技編集版-                    
チャイコフスキー 花のワルツ                    
ヨハンシュトラウス 美しき青きドナウ                    
リスト 愛の夢                    
サティ ジュトゥヴ                    
ブラームス 愛のワルツ                    
ベートーベン ロマンス                    
メンデルスゾーン 春の歌  

ボッケリーニ メヌエット                    
ショパン 華麗なる大円舞曲
タイスの瞑想曲

宝塚、羽生結弦さんのプログラム、昔好きだったゲームに使われていた曲、単に好きな曲など、ごった煮の選曲です。

とりあえずクラシック系でまとめてみました。

 

全体的に。

入退場はQ;indiviの、クラシックのポップなアレンジで統一。

歌つきの曲は入退場と夫セレクトのL'Arc-en-Cielくらいで、基本的にピアノやオーケストラで揃えました。

中座中の演出もヴァイオリンとチェロのデュオだったし、夫の余興もピアノ演奏だったので。

おかげで、ごった煮選曲ながら比較的統一感はあったのではないかなと思います。

 

一ヶ月以上、毎晩のようにYouTubeにかじりついて選曲したのもいい思い出です。